大垣日大 夏の岐阜大会初優勝です。おめでとう!

 天下分け目の参議院選挙投票にでかけ、金哲彦さんのランニングミーティングに参加し、と猛暑の一日は忙しい一日でした。帰りの車の中で、家に帰るまで待ちきれない家人がケータイのWEBで試合結果のページを探し、スコアを表示するために決定ボタンを押すにあたり、「い−い?」と聞くので「うん」と私は答えたのでした。彼女はまるで、最後の数字が一致すれば1億円が当たる!という状況にあるかのような、もしくは大学の合格発表で受験番号を目で追い、自分の番号が近づいてきて、一度間をおいて、さあ「次だ!」と覚悟を決めて掲示板を見上げる寸前のような、顔をしていました。いち、に、のさん。
 そしてうっすら涙さえ浮かべて「勝った」と静かに言って、ケータイを抱きしめた(ように見えた)のでした。
 5-0。完封です。森田という男、やはり凡百のピッチャーではなさそうです。
 「やったあ、よかったね」と、私は運転していたので、しっかりハンドルは握ったまま、気持ちはハイタッチです。
 家に戻って、やっとこさ(なんせ参院選の日ですから)ニュースで少しだけ試合を観、内容を知りました。
 3安打完封。森田は第1打席での先制スクイズを皮切りに全打席で打点を挙げたとのこと。しかしインタビューで「夢の甲子園」なんていってて、センバツ準優勝したのにその初々しさはまだ本物のようです。
 おめでとう! この夏も甲子園を楽しむチャンスをくれた大垣日大に感謝します。今度こそ優勝できるといいね。応援しますよ、誰がなんと言おうと。