駒大苫小牧を応援するため、甲子園に駆けつけました。駒大苫小牧決勝進出!

Uu-rakuen2006-08-19

 姫路行き(そんなのがあるなんて知らなかったです)大垣6:31発の鈍行列車は思いのほか人がたくさん乗るんでびっくりしました。大阪駅で降りて、阪神梅田から甲子園駅へ。切符売り場も長蛇の列でしたが、10時には球場に着きました。
 今日の準決勝は、3塁側が第一試合駒大苫小牧、第二試合は早稲田実業。3塁側アルプス席は売り切れで、「3塁特別自由席券」1200円也を購入し上側の席へ。スタンドは、無料の外野席をのぞき、すでにほぼ満員。やはり3塁側のほうが客が多い。開始時刻には外野ももう満員でした。

田中の力は今大会の投手ではやはり傑出しています

 今日もわが駒苫は田中を温存。菊地、岡田とつなぎましたが、2回一死も取れず、早くも田中が登場。今日の田中は良かったと思います。
 実際に見ると、田中は身体もひと回りでかいし、バランスがいい。ピッチングフォームにも躍動感があり、左足の引きつけが鋭く、腕を振るスピードが明らかに他の投手より速い。こういうのはなぜかテレビで見ててもよくわからない。
 スピードガンの表示は最速144キロだったと思いますが、スライダーのキレがよく、低めにコントロールされていて、結果10三振を奪いました。
 例によって1回表1点を取られ先行されましたが、その裏4点を取り返し、この試合は以後常にリードを守り、前の2試合に比べれば楽な試合でした。智弁和歌山は守りのミスが多すぎました。

明日、駒苫は伝説のチームになる

 甲子園は初めてでしたが、思っていたより狭く感じました。神宮なんかより広いはずだけどなぜなんでしょう? 暑さと時折降る雨には参りましたが、プレーも応援も一生懸命で久しぶりの野球観戦を存分に楽しみました。名物「かちわり」は遠慮しましたが、暑い分ビールがうまかったです。
 技術もパワーもしょせんプロとは比べ物にならないという当たり前のことも球場で観戦してあらためて感じましたが、チームや選手への思い入れに応えるひたむきなプレーこそ、スポーツが観る者を感動させる必要条件で、高校野球が巨人戦の視聴率を上回っているというのは当然に思えます。
 いよいよ明日は決勝戦王監督の回復を心から祈ってはいますが、そして初優勝を目指す(だったんですね)早実ナインには申し訳ありませんが、73年ぶりという3連覇を達成し、伝説のチームの仲間入りをすることを確信しています。

智弁和歌山駒大苫小牧(4-7)