ビリビリくる試合です。決勝「駒大苫小牧対早稲田実業」

駒苫・田中、早実・斎藤の投げ合いでビリビリする展開になってます。

 8回の三木のホームランはたまげた。それまでヒット1本の駒沢苫小牧だったが、バックスクリーンに叩き込んだ。三木といえば、2番だし送りバントばかりしてたのに。底力は並々ではない。
 しかし早実もその裏後藤のどでかい犠牲フライですぐに追いつく。結局延長へ。

早実・斎藤

 早実・斎藤というピッチャーの落ち着きぶりはすごい。三木のホームラン以外はほとんど完璧だ。スライダーのコントロール、キレは田中に決して劣らない。しかもフォークボールまで投げる。投球全体の質の高さ、安定度は田中を上回るほどだ。6連投ながら、疲労のあとは感じられない。ものすごい練習をしてきたにちがいない。大学野球なら、相当いけると思う。大したピッチャーだ。

駒大苫小牧・田中

 駒大苫小牧の田中も今日は最高のピッチングだと思う。コントロールがいい。すばらしいです。この両投手には今のところほとんど隙がない。15回までいったら再試合。本当にすごいいい試合になった。さてどうなるか。
 駒大苫小牧では、昨日3失策で今日は途中出場の山口、そして4番・本間が何かやってくれそうな気がする。早実では、4番後藤が危険な男だ。

いったいどうなる?!

 それにしても、駒苫の選手の絶えることのない笑顔は何だろう? 楽しくてしかたないってことなんだろうか? この期に及んで、試合を楽しんでいるなら、そりゃあ、本当にすごいことだ。
 今13回裏、早実の攻撃は2アウト2塁。キャッチャーのパスボールでランナーは3塁へ。敬遠2つで、満塁策を選んだ。自信を持って投げろ!田中!