食べるほおづきの衝撃的なうまさについて
北海道で、実に衝撃的な食べ物に出会いました。
ほおづきと言えば、浅草のほうづき市を思い出しますが、ほおづき市にも2、3度いきましたが、食べられるほおづきというのを見たことがありません。あんなにたくさんあるのに(たくさんあることはあまり関係なさそうですけど)。
日本料理店を営む、家内の実家の知り合いの方がわざわざ持ってきてくれたんですけど、最初はこわごわでした。
ほおづきと言えば食べるものではなくて、観賞するものであり、時には中身を出して音を鳴らして遊ぶものとしてしか知りません。
しかし、これがなんと、うまいのなんの!
ほのかな甘みと酸っぱさが口の中に広がり、高級感漂う香りに包まれます。
いやほんとに衝撃的でした。
今でも夢見心地
帰りり間際、「これで最後です」と1パック届けていただいたものを、冷蔵庫に保管しながら、大事に食べてたんですが今日で全部食べてしまいました。1カ月近くももったことになります。おいしさもそんなに損なわれていないと思います。
手元に1個もなくなった今となっては、そのほおづきの面影はなんだか夢のようで、それはやっぱり何かの勘違いかなんかだったような気がしないでもないのです。「異人たちとの夏」という映画のすきやきを思い出しました。
来年もう一度食べてみたいです。