新年明けましておめでとうございます。

と書いてみたものの、いったい誰に向かって言っているのか、自分でも不明です。
 この挨拶は、「新年」を迎えるための一種の記号なわけで、その意味を云々しても仕方ないんだけれども、「喪中は年賀状を出さない」ということは、意味がないわけでもない。ととらえるのも間違いなんでしょうね。それもまた記号として、あるいは一種の符号として機能している。そういうものの集積としての「習慣」が形成され、人間生活を円滑にしている。新年早々どうでもいいことを書いている気がしますが、まあでも「おめでとう」とか「ありがとう」という言葉を交わす頻度が高いほど、人間関係はスムーズであるのではないかと思うのです。