ロッベンの一人舞台

③オランダ対セルビアモンテネグロ(1-0)

 今大会最初の強豪同士(異論もあるかもしれませんが)対戦。力はややオランダが上回っているように思えました。ファン・ニステルローイは不発。よくも悪くもオランダの11番、ロッベンの独壇場でした。ドリブルっていうのは魅力的だけど、難しいもんですね。今後の試合でもうまくいくかどうか、というようなことを考えてしまいました。私には、この試合を見る限り、この両チームが優勝候補なのかどうか、しかとはわかりませんでした。
 リアルタイムでは見れなかったのですが、「死のグループ」と呼ばれるC組では、アルゼンチン対コートジボワール(2-1)の方が、ずっと見ごたえがありました。ドログバはたはり並みの選手ではありませんね。クレスポサビオラを早々に引っ込めたアルゼンチンからかなり強引に1点をもぎ取りました。次の試合を見据え、アルゼンチンは余裕を見せたのでしょうが、今後もこういうことをやっていると痛い目に合う気がします。
 コートジボワールは今だ内戦のさなかにあると先日新聞で読みました。多くの選手はヨーロッパで活躍しているのかもしれませんが(すいません、詳しく調べていません)、そういう国から出てきたことまで考えると、信じられないほど驚異的なパフォーマンスに思います。あるいは、だからこそ、祖国への思いといったものも詰め込まれて、必死のパフォーマンスになったのかもしれません。フィジカル的にも負けてなかったと思います。
 この2試合を見る限り、いjつ力的にはアルゼンチンが頭一つ抜きん出ているといえそうですが、どっこい、必ずしも実力どおりにいかないのがサッカーですからね。