本日ジダン登場。ブラジルそしてシェフチェンコ。

ウクライナ対スペイン(前半0-2)

 現在、ハーフタイム。いつも前評判の割りに結果の残せないスペイン。ラウールがベンチという若手中心の布陣。この2チームの差はやはり、それぞれの国内リーグのレベルの違いであるように思える。ディナモ・キエフというヨーロッパでも歴史と実績のあるチームを抱えるが、リーグ全体のレベルにはやはり大きな差があるに違いない。ゴール前で待ち構えているだけのシェフチェンコは、いかにそれがシェフチェンコであっても、それほど怖くはない。1点くらいは取れるかもしれないけれど。攻めは単調なクロスばかり。守備のチェックも甘い。予選では、トルコ、ギリシャデンマークとワールドカップ常連の、しかも実績だけ見れば強豪相手に勝ち抜いたということになるが、いずれもどちらかと言えば直線的な攻撃を得意とするチームであり、スペインのような柔軟性の高いスタイルではないというが、前半の苦戦と関係があるのかもしれない。
 私としては、勝ち負けはともかくシェフチェンコに1点取ってほしいと強く思う。

フランスは、またしても点を取れずのスコアレスドロー

 フランスのプレーは日本に似ている気がした。が、ジダンとアンリがいる。それでも点が取れない。今回もバルテーズがゴールを守っていたのは、98年を思い出して、うれしかった。韓国はアン・ジョンファンが華麗にミドルシュートを決めて勝ち点3をとった。たしかにかっこいい。
 ジダンを1試合でも長く見たいから、フランスには何としてもがんばってもらいたい。

ブラジル対クロアチアは面白い試合だった

 きちんと全部見ていないので、間違っているかもしれないが。ブラジルは随所にブラジルらしさ見せてくれたと思う。カカのミドルシュート1発でかろうじて勝ったという印象だが、ロナウジーニョロナウドもすばらしかった。見た限りではアドリアーノが目立たなかったが、実際どうだったんだろうか? 
 クロアチアは強い。結果が逆でもぜんぜんおかしくない試合内容だった。シュートはことごとく枠に飛んでいた。しかも鋭く強いボールだった。
 正直な感想を言えば、クロアチアは優勝候補の一角といえるくらい実力のあるチームだと思った。ヨーロッパ予選7勝3分は伊達ではない。しかし、日本とブラジルのリズムは違うから、結果はやってみなければわからない。わからないが、はおそらくは2勝しないとリーグ突破が難しくなった日本にとってかなりの強敵だろうことは間違いない。死ぬ気で戦うしかない。加地の復帰は心強い。期待したい。