まずはウィンブルドン、男子決勝。観ないで寝れるか!?

 ウィンブルドンの最後を締めくくる男子シングルスの決勝とワールドカップの決勝が同じ日なんて、困ってしまいますね。5時過ぎまで起きていられるかどうか心配です。2時間ばかり昼寝をしましたが、このままだと明日は仕事にはならない気がします。

日野原先生は超人です

 しかし、あの日野原重明先生でさえ、早起きを繰り返してTVでワールドカップはずいぶん観戦していらっしゃるそうです。1911年生まれだそうですので、なんと御年94歳! しかも現役のお医者さんで講演に執筆までこなしてらっしゃる。ほとんど超人です。信じられません。私もむざむざと寝てしまうわけにはいきません。

女子はエナン対モレスモ

 試合は観てませんが、女子はエナンを破ってモレスモが初優勝を飾りました。モレスモについてはともかく、エナン対クライシュテルス(最近はクリスターズと呼ぶことが多いようですが、どちらが本当の発音に近いんでしょうか?こういうのは統一してほしいですね)戦は少し見ました。エナンは私の好きなバックハンドも片手打ちの選手ではありますが、何か、どこか、どうしても観たいというほどの気になりません。なぜかは自分でもわからないんですが。プレにそつがなく、あまり圧倒的なプレー振りではないからなのかもしれません。逆に言うと、彼女を凌駕するような選手が出てきてほしい、いや出てくるべきだ、と思っているからなのだと思います。この試合では、途中胸を押さえて咳き込むシーンがあり、以前呼吸器系の病気で休養していたこともあり心配しましたが、クライシュテルスのパワーを封じ込め、勝ち上がりました。
 あの細くて薄いからだのどこから、あれほどの力が出てくるのか彼女も超人的なプレーヤーだと思います(モレスモの筋肉も、こちらは超人的というより超女的ですが)。

現在のテニス界最高レベルの試合「フェデラーナダル

 この試合はやはり見逃せませんね。今ダントツトップの二人。どんなサーフェスでもこの二人が他を寄せ付けない状況になってきたテニス界ですが、芝ではフェデラーの強さは圧倒的といっていいでしょう。ナダルがどこまで粘れるかにかかっています。全仏で年間グランドスラムを阻まれたフェデラーも、「ここでは負けるわけにいかない」との思いは、普段にもまして強いはずで、面白い一戦になると思います。
 とにかくテニスの試合では今最高レベルの試合であることは間違いなく、テニスに興味があるならこの試合を観ないわけにはいきません(まあ、私が力説するまでもなく、誰もがわかっていることではありますが)。
 客観的に言って、スポーツ界の数あるイベントの中でも、最も注目されてしかるべきゲームです。