「万里」の手打ちラーメンはやはり最高でした!。

中空に浮かぶ天女の羽衣

 昔、仕事で佐野、足利方面に行くことがよくあって、昼時は東北自動車道・佐野藤岡ICから車で5分ほどのところにある手打ちラーメンの「万里」に行きました。
 先日10数年ぶりに東北道を走る機会があり、「このチャンスを逃すわけにはやはりいかない」とおぼろな記憶をたどり、電話帳を調べたりして、地図を見ながらたずねました。
 そのラーメンは衝撃的で、たとえるなら、麺は「中空に浮かぶ天女の羽衣のよう」なのでした。
 スープはそれほど強く主張せずあっさりしているけれど、しっかりした味わいのしょうゆ味。メニューは何種類かあるけれども、トッピングが違うだけで、ベースの麺とスープは同じです。ふぞろいな麺の形は、不思議とそのスープをからめとり、ある意味最高のワンタンを食べているような感じでもあります。
 「佐野ラーメン」と称されるラーメンの、それはまさに一族であることは確かですが、ここのラーメンが私の食べた中では最高だと思います。味はおそらく昔とほとんど変わっていないと思いました。
 ものすごい豪雨の中、11時過ぎくらいに着いたのですがすでに店内はお客さんでいっぱい。運良くテーブルが一つだけ空いていました。その後あっという間に行列ができてしまいました。

巨人・小関へのエール

 今年巨人に入団した小関選手は、確かこの店の店主の息子さんです。最初に行った時は西武に入団した直後くらいで(彼は新人王に輝きました)、今は巨人での活躍記事なども貼ってありました。
 小関はその後選手会長まで務めるなど走攻守そろったいい選手だと思いますが、チーム事情からか西武を飛び出し、メジャーに挑戦し、マイナー契約を交わす寸前まで行ったのに、労働ビザがおりず、日本に戻り、テストで今年巨人入りしました。日本の野球はもうほとんど見なくなってしまいましたが、レギュラーなんじゃないでしょうか。
 少し前に、3塁ベース踏み忘れで李のホームランが取り消されたなんて事もあり、彼の人生も波乱に満ちているようですが、まずは低迷続く巨人でさらに活躍し、もう一度メジャーに挑戦してもらいたいと思っています。