ラグビーのワールドカップ・フランス大会が開幕しました。

 な、な、なんとテレビ中継があるんですね。よかったよかった。さっそく日本の初戦があり今LIVE中継中ですが、相手がなんと世界ランク2位のワラビーズことオーストラリア代表。勝てる見込みはないと思ってましたが、あまりの力の差に愕然としてます。後半10分で見るのをやめました。サントリー清宮監督が解説をしていますが、「勝てる可能性は?」と実況アナウンサーに問われて、強気で鳴らす清宮監督でさえ「ないですね」と即答してました。「でも熱いラグビーは見せることが出来る」と付け加えていましたが。
 ラグビーというスポーツは力の差がストレートに結果にあらわれる最たるスポーツでしょう。かなり力が拮抗していない限り逆転勝利の可能性はきわめて低い。この試合は、大学ラグビーで言うなら、対抗戦Gの早慶明といった伝統校と青学や成蹊あたりがやっているような感じで、こういう場合しばしば100-0みたいなスコアになってしまいます。日本の得点はこの時点で前半終了間際のPKの3点だけ。オーストラリアは選手をリザーブと交代しながら、なお軽々とトライの山を築きつつあり、最終スコアが一体何点差になるか、痛くて見ていられなくなってテレビのスイッチを切りました。
 この大会はジョン・カーワンHCの考えで日本は2チームを作って臨んでいます。オーストラリア戦は客観的に見て勝てるチャンスはほとんどなく、そういう意味では若い選手も多い、いわばBチームです。次戦フィジー戦にAチームが登場します。リーグ突破というより日本の目標は1勝することでしょうが、大いに期待したいと思います。
日本ラグビーフットボール協会 ワールドカップ特集ページ http://www.rugby-japan.jp/hm/wc/index.html