オグシオ、残念でしたね。それでもベスト8です。(8-21、5-21)

 前田・末綱組に続け!という日本人の思いと、「第1シードが日本にやられた。ここは第2シード・ペアでなんとしてもリベンジ。がっつし応援するぞぉー、いいな、みんな」という中国人の思いがぶつかりあった試合でしたね。ものすごい応援でした。オグシオにはまさに完全アウェー。
 それにしてもやられすぎでした。とにかく最初から最後までほぼ防戦一方。相手の打ち続けるスマッシュをただ疲労だけのような試合になってしまいました。なんでそういうことになるのか素人の私にはわかりませんが、とにかく攻められ続けではどんな競技でも勝てるはずがありません。中国ペアはまるで男子のような短髪で、マシンガンのように放たれるスマッシュの威力も協力でした。しかもほとんどミスがない。特に第2セットはほぼ完璧でした。対するオグシオは防戦一方ということもあり、コーナーを狙いすぎるのか、圧されているからなのか、ライン際のアウト、つまりミスが多かった。そこが前田・末綱組の試合との大きな差でした。前田組はライン際のショットがことごとくインとなってました。
 この試合に限っては残念な結果でした。その分前田・末綱ペアには、「第1シードを倒した」にとどまらず、なんとしてもチャンスをものにして初のメダルを獲得してもらいたいと思います。