女子サッカー、なでしこJAPANあきらめるな! 準決勝 日本対アメリカ、前半1-2。

 大野の落ち着いたゴールで16分に先制したものの、前半を守り切れなかった。ラスト4分で2点を奪われた。2点目のチャラプニーのミドルシュートは素晴らしいスピードとコースだった。
 身体能力でいうと日本とアメリカの差は格段に違う。まずスピード、とにかく足が速い。体の強さ、まともにぶつかったら100%倒されるだろう。キック力も下手な男子並みだと思う。さすが世界一のチームだ。
 日本の武器はパス回し。ワンタッチでどんどん前にボールを運んでいける。やわらかく繊細な動きでクレバーな攻撃、ディフェンスができる。男子と違って決断が早い。そして何より沢という視野がくて攻守にオールラウンドな天才がいる。それからチームワーク。気持ちがつながっている。この点についてはアメリカもかなりいいチームと見受けるが。
 ただ、日本の弱点は、まずトラップが下手なこと。ロングボール、スローインのボールをトラップが大きすぎて失うことがしばしばだ。これは本当にもったいない。自分たちの問題だから修正が可能なはずだ。あとは男子ほどでえはないが、やはりシュートのタイミングが遅い、数が少ないと思う。
 20度戦って3分17敗は実力的にはしかたがあるまい。でも今回はチャンスがありそうだ。日本が5-1で勝ったノルウェーに初戦で敗れている。カナダには延長戦の末勝って準決勝に進んでいる。
 後半はミドルからガンガンシュートを打たれている。キーパー・福本は本当によくゴールマウスを守っている。
 只今後半20分。今もそうだったが宮間のコーナーはかなり正確なボールを蹴るので、セットプレーは集中してゴールをもぎ取ってもらいたい。
 ああ、たった今(25分)福本の意表を突くオーライリーのループ気味のシュートが決まってしまった! 荒川が交替で入った。行け、なでしこJAPAN!