2008岐阜女子駅伝(全日本実業団対抗女子駅伝)今年も沿道で応援しました。

Uu-rakuen2008-12-21

今年は3区

 もうすでに先週の話になってしまい恐縮ですが、今年も沿道で応援しました。昨年はエース中のエースが走る最長距離の5区のスタートをみるため、ソフトピア近くの大垣市総合体育館へと出向きました。お目当ては福士選手でした。
 今年はその福士が3区に出る、さらに渋井も同じ3区を走るということで、土佐が残念ながら調整が間に合わず走らないことになったからには、「これはもう3区しかない」と、国道258号沿いバロー近くの中継所に足を運びました。

渋井が1位通過

 
 運よくかっこうの場所で見ることができました。選手到着のアナウンスが流れる頃にはさすがに大変な人だかりでした。予想通り連覇のかかる本命三井住友海上の渋井がまずやってきた。まだ先が長いので、この時点で最終結果を云々はできないし、TVで見てるわけではないので、全体の展開はよくつかめない。
 何人か後にお目当ての福士もやってきました。昨年よりだいぶ順位は上だと思いましたが、ワコールはほかにさほど有力な選手も見当たらない(私が知らないだけかもしれない)ので、いずれにしても福士次第です。優勝は少々難しい。
 チェックしてませんでしたが、北京五輪ラソン代表の中村選手もこの3区を走ってました。

福士選手の笑顔

 上位チームが走り抜けたのち、われわれは福士の姿を探して、走り終えた選手がクールダウンしてそうな一本裏の通路の方へ、人ごみをかき分けて移動しました。
 この地区の公民館が選手の控室代りになっているんでしょうか、三々五々走り終えた選手が歩いていましたが、その中にグラウンドコートを羽織ってゆっくりとジョギングする福士選手を見つけました。家人が「お疲れ様でした!」と声をかけたら、こちらを向いて小さくちょこんと挨拶してくれましたが、その笑顔がなかなか素敵でした。家人はもうすっかり大喜びでした。

ゴールはソフトピアでTV観戦

 その後、5区を走るホクレンの赤羽選手が見たいと、時間的に難しいのは覚悟で、小走りに国道21号線沿いを和合インターに向かったのでした。しかし国道沿いには歩道がなくてずいぶん遠まわりすることになり、全く間に合いませんでした。
 帰ろうとしていたホクレンの応援団の方に「どうでした?」と聞いたら「ここは4位でした」と教えてくれました。諦めて家路に向かう途中、トイレに寄ろうとソフトピアに行ったら、ロビーの大きなテレビでレース中継をしてるじゃありませんか。先客のご夫婦と一緒にベンチに座って悠々のテレビ観戦。
 まさに赤羽がトップに迫らんとする様子をLIVEで見ることができました。

優勝は豊田自動織機

 一部では小出軍団などと言われ(別に監督がいるのに少々失礼な感じがしますが)、あの小出さんが指導委託されている豊田自動織機が初優勝しました。アンカーの永田あや選手は区間賞。見事な走りでした。ゴールの長良川競技場に駆け付けたチームの中には所属選手ながら今のところ走ることができない、あの小林祐梨子選手の顔もあり、その満面の笑みが印象的でした。

ラソンもやれないものでしょうか

 実業団駅伝の日本一を競う大会を立派に運営できるわけですから、マラソンの大会などもできたらもっと盛り上がると思うんですが。FC岐阜の財政難などもそうですが、なんとかしてスポーツを振興してゆく手立てはないんでしょうか。何と言うかさみしい感じがします。
 いずれにしても、また来年も応援したいと思います。