市制90周年記念 城下町おおがき新春マラソン2009に参加しました。

Uu-rakuen2009-01-05

谷川真理さん、千葉真子さんをゲストランナーに迎え大いに盛り上がりました。

 大垣城ホールをスタートして、駅前大通り、ブラツキ街、本町通り、水門川沿いなど市の中心地をめぐる5.2kmのコース。ウォーキングもあり、参加者はまさに老若男女1700人にのぼったようです。市制90周年を記念して昨年来多くのイベントが開催されたけれど、最も成功したイベントといってもいいのではないでしょうか。

 なんといっても、松の内の3日にランニング界ではともに人気の高い二人の元マラソン選手・現解説者を呼んだというのが成功の最大の理由でしょう。東京マラソンで活躍した谷川真理さんとアトランタオリンピック10000m5位の千葉真子さんのお二人。
 谷川さんは選手時代から美人ランナーとして、また市民ランナーからトップ選手に上り詰めたというサクセスストーリーから人気がありましたね。千葉ちゃんは、10000m、マラソンの実力者として、また素っ頓狂なしゃべりと明るいキャラが独特の存在感でやはり人気選手だったと言っていいでしょう。引退後も解説者やマラソンレースのゲストとして引っ張りだこのお二人。
 実際に間近でお会いしてみると、谷川さんはイメージ通りの気さくだけどちょっとクールな都会派ランナー風でかっこいいんですね。千葉ちゃんは、TVのイメージどおり元気であるのはもちろんですが、その可愛らしさはちょっとびっくりするほどでした。しかも二人ともほんとによく働いてました。最大の謝意を表したいと思います。
  
 レース中もランナー1人1人を見ながら声援を送ってくれていましたが、アフターレースでも、気軽にサインや記念撮影などに応じてくれて、特に中学生など子供たちには大人気でした。わたしたちもちゃっかり谷川さんにサインをお願いし、家人は記念写真も一緒に撮らせていただきました。
 なかなか楽しい大会でした。運営サイドの皆さん、ボランティアの方々、どうもありがとうございました。 

今までで一番苦しいレース

 肝心のレースですが、5.2kmと短く、日々の練習で4〜6km走っているので、ちょっと甘く考えていたのが間違いでした。自分のペースを守ることができればまったく問題のない距離でしたが、何せ参加者も沿道の応援も今までで一番多く、どうしてもハイペースになってしまいました。距離表示もないので、修正のきっかけが尚更つかめなませんでした。コースも頭に入っていなくて、係員に「もう1周するんですか?」なんて聞く始末(複雑というほどでもないがわかりにくいコースでした)。
 また寒さをあまりに警戒しすぎて、練習並にウインドブレーカーで走ったのですが、これも大失敗。途中で暑くて脱ぎ捨てたくなりました。いろいろ勉強になりました。
 そんなわけで、途中でガタガタになり、終盤2周目の大垣城ホール前で、千葉ちゃんと小学生の男の子にハイタッチして少し元気をもらい、谷川さんの「あと少し、ガンバレ」の声に後押しされて最後の直線で力を振り絞り、いつものように前の何人かを抜いてゴールしたかったのですが、もう足が残っていませんでした。28分22秒。トップから10分も遅いタイム。というより10kmレースよりも遅いペースにがっかり。最も万全の準備で臨んだにもかかわらず、惨憺たる結果でした。

参加した方困りませんでしたか?

 5kmしか走っていないとは思えない非常な疲労感に襲われましたが、なんとか気を取り直し、もらったスポーツドリンクでのどを潤したのち、完走者に先着200人にもらえるというリストバンドを守屋多々志美術館前でいただき、家に帰って汗を拭き濡れたウェアを取り換えました。幸運にも我が家は目と鼻の先なのでした。
 大垣ハーフマラソンもそうでしたが、参加者に対する気遣いが足りない気がします。貴重品が預けられなかったり、着替えや荷物を置くスペースも十分でなかったり。まだあまり多くのレースを経験しているわけではないので、ひょっとしたらそれが普通ということもありえますが、会場の周囲10分以内から参加しているランナーでない限り、現実に非常に困る方は多いと思います。特に1人で参加している方などはお困りだったのではないでしょうか。いろいろ制約もあるのでしょうが、参加するランナーが持ち物や寒さや着替えなど基本的なことについてあまりストレスを感じなくて済むような配慮をお願いしたいと思います。

栗入りぜんざいおいしかったです。ぜひ来年も開催してほしい。

 この新春マラソンは90周年記念イベントだとすると、今回限りなのかもしれませんが、沿道の声援も暖かく気持ちの良いものだでしたし、お楽しみ抽選はすべてはずれたけどさまざまなイベントも楽しいものでした。トン汁は食べ損ねましたが、無料でふるまわれていた栗入りぜんざいはいただきました(とりわけもちがうまかったです。ごちそうさまでした)。
 コースレイアウトを単純化して、距離も10kmやハーフを追加してもらって、ぜひ来年以降も継続して開催してもらいたいと思います。