犬山ハーフマラソン完走

Uu-rakuen2009-03-04

本日「完走証」が届きました。

 レースは2月22日でしたからもう10日もたってしまったことになります。初のハーフ、初の公認コース、初のトルソータグ(RT)計測大会と初めてづくしでした。
 犬山ハーフマラソンはランナーが選ぶ大会100撰にも選ばれており、今年は参加者が大幅に増えてエントリーした人が7000人を超えるマンモス大会となりました。おかげで私はスタートラインを通過するまで2分近くもかかりました。前半は周囲にランナーがたくさんいて、思うようなコースをなかなか走れず、余分なコース変更をしたりして少々体力を使ってしまいました。1kmごとの表示も何度か見落とし、自分のペースが適切かどうかわからなくなってしまいました。計画していたラップタイムよりはだいぶ早い気がしましたが、「ええい、ままよ」とそのまましばらく走ることにしました。
 しかしながら曇り空、気温もさほど低くなく快適に走ることができ、まずは完走、次に−−とても無理だと思っていましたが−−1時間50分以内を目標タイムにしていたのですが、終わってみれば1時間45分を切るタイムで走ることができました。
 ハーフを1時間45分というのは私には大きな意味があります。いずれ近いうちにフルマラソンを走りたいと思っているのですが、まずは市民ランナーの目標「サブフォー(4時間以内)」が目標です。「サブスリー(3時間以内)」となるとこれはもう相当な練習を積まないと無理でしょう。最終目標は3時間30分だなと思っています。これは大まかにいえば1km5分以内のラップで走り抜くスピードです。ハーフで言うと、そう1時間45分のペースなわけです。

いくつかの失敗

 今回初めて公認コースのハーフを走ってみて、反省点がいくつかありました。
 5kmごとに紙コップの水が用意されていたのですが、何せランナーの数が多いので給水の度にテーブルの前で止まってしまう羽目になりました。またどうも走りながら水を飲むのが下手で(谷川真理さんのアドバイス通り紙コップをつぶして飲んだんですけどね)毎回誤飲してせき込む始末でした。
 それから、18kmくらいでしょうか、小さな女の子がお母さんと一緒にチョコレートを手にして沿道で応援してくれていて、誰もそれを受取ろうとしないので、私は彼女の好意に感謝して「ありがとう」と声をかけてそのチョコレートをもらっって口に入れました。というのも走りながらチョコを食べたことがなかったので疲れた体にいいのかもなあなどという考えが頭をかすめたのでした。ところが渇いた口の中にチョコはへばりつき容易に飲み込むこともできずひどいことになりました。気持ちはありがたかったんですが、走りながらチョコは食べられません(少なくとも私には)。
 もうひとつ、RTタグのついたゼッケンの上を止めていた安全ピンが終盤2つとも取れてしまいました。やむなく走りながらつけ直したのですが、すぐまた破れて、もう一度つけたりとだいぶタイムをロスしてしまいました。
 以上3つの失敗がなければ、数分は違っていた気がします。

音楽も風景も味わう余裕がなかったです。

 初めてと言えば、今回初めて音楽を聴きながら走りました。海外のレースの写真などを見ると、日本と違って音楽を聴きながら走っている選手はたくさんいます。練習ではリラックスして気持ち良く走れるので、レースでも試してみようと思ったのでした。
 しかし今回初ハーフということで余裕がなかったのか、あるいは走ることに思った以上に集中していたのか、あとから考えるとどんな曲がかかっていたかあまり良く覚えていないことに気付きました。同様に、このレースの魅力である国宝・犬山城木曽川沿いの景色もよく見ていなかったようです。「ああ、いい景色だなあ」といった感慨があまり残っていないんです。
 普段同じコースを走って練習していても、川の中を眺めたり、空を見上げたりと、割と風景を見ながら走るのが好きなんですが。そんな自分が意外でした。

駐車場など。

 8時からエントリー(私は実は下見を兼ねて前日に済ませました)なので、7時過ぎに犬山城近くの有料駐車場につくように車で出かけましたが、もうすでにいっぱいで、スタートとなる競技場まで徒歩30分という河川敷の駐車場に行くように言われました。係員のおじさんに「何時に来ればここに入れますかね?」と聞いたら、「6時にはもういっぱいになっちゃうからなあ」とのこと。スタートは10時ですからねえ。来年もし参加するとしてもやはり駐車は河川敷になりそうです。
 お城の隣の体育館が解放されて荷物を置いたり休んだりできるんですが、ここは比較的余裕がありました。
 競技場の中の仮設トイレはスタート前は長い列ができましたが、回転も速くて、余裕を持って並べばあまり問題はありませんでした。隣にロッカーも臨時にかなりの数設置されていましたが、これはもうすべて使用中になっていました。

 運営上も決定的にまずいことはなかったと思います。走り終えた後はさすがに足が痛く、荷物を置いていた体育館まで歩くのはかなりしんどかったです。アフターレースまで楽しめる余裕はまったくありませんでした。もし来年も参加できたなら、マッサージや鍼灸の無料サービスもぜひ受けてみたいですね。犬山市の皆さん、どうもありがとうございました。