蝉の声が・・・
46年ぶりの皆既日食
昨日は46年ぶりの皆既日食がトカラ列島、硫黄島で見られるほか、日本中で部分日食も観測可能。特に悪石島では6分25秒という今世紀最長の皆既日食が観られると、世界中からこの小さな島に人がやってきた。
硫黄島での皆既日食は800年ぶりとか。ほとんど人が住んでいないわけだから、そこに何の意味があるのかわからないが、そのスケールには少々びっくりする。
見えた見えないと、梅雨もまだ残る日本列島の悲喜こもごもはさまざまだったようだが、自然や宇宙が相手では怒ることもできない。東海地方もほぼ雲に隠れて太陽を望むことはできず、部分日食では大して暗くなった感じも味わえず、結局テレビ放送で観る。
それでも、すっぽり月の影に隠れた黒い太陽や、ダイヤモンドリングの強烈な光−−それはまさに宇宙が始まったビッグバンを想起させた−−や、プロミネンスの赤い炎に感動した。感動したけれども、それなら過去の世界のどこかであった皆既日食の録画を観るのと大して違わない。
改めて蝉の声
前振りが長くなったが、今朝は朝から蝉が一匹繰り返し鳴いている。昨日の曇天はすっかり晴れあがり今日は暑くなりそうだ。
海の日を含む三連休だった2,3日前にも一匹の蝉が一度だけ朝鳴いているのを耳にした。これが今年初めての蝉の声だった。
ぼちぼちこの地方も梅雨が明ける。