アシュリーのご冥福をお祈りします。

 少し前になりますが、すでに報道されているとおりアシュリーこと、アシュリー・ヘギさんが亡くなられたとのことです。謹んでご冥福をお祈りします。
 最近久しく彼女の姿に接することがなく、「まだ元気でいるかな」と気になったりしていた矢先でした。17歳とのこと。楽しみにしていた高校卒業を目前にして亡くなったそうです。平均寿命が13歳のプロジェリア患者としては最長寿でもあったと聞きました。
 彼女や、先だった親友のジョンの言葉は人間の生きる時間の長短は人生の充実度、もしくは生まれてきた人としての価値とは無関係だと改めて気づかせてくれます。アシュリーはまた生まれたとしても「自分に生まれたい」と言いました。「自分が好きだから」と。それが一番大切なことに違いないと身にしみます。
 人は必ず死ぬ。これはひょっとしたら唯一間違いない「絶対」かもしれません。長い、短いと言ったってその差はたかが知れています。相対的なものにすぎません。ただ、より短い人生を運命づけられた人の方からそれを言うのはなかなか難しいことだと思います。アシュリーやジョンが自分の人生を悔い少なく生き遂げた何よりの証明でもあるとも思います。
アシュリー ~All About Ashley~